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主に野球(NPB)に関する事を、チームに関係なしにいろいろと書いていきます。

中日が獲得調査中と報じられたカイル・ヒガシオカの成績

中日ドラゴンズがヤンキースの捕手カイル・ヒガシオカ(Kyle Higashioka)の獲得調査中と報道が出ました。

ヤンキースという事で、田中将大投手と同僚です。

カイル・ヒガシオカ(27歳)は、日系アメリカ4世で、日本語は喋れないようです。マー君や、マー君の通訳から日本語を教えて貰っているようですが、今年故障者のかわりに、メジャーに初昇格し、2ヶ月程度しか行動をともにしてませんので、ほとんどしゃべれないでしょう。

キャッチャーという事で、他のポジションよりも言語能力を求められがちですが、どうなんでしょうか?

日本の細かい野球への対応も求めれますので、それも心配な点ですが、中日はチーム創設以来の低迷期に入っていますので、これくらいのカンフル剤はいいのかもしれません。

ここまでのMLBと3Aの成績を見てみたいと思います。

MLB

チーム 試合 打席 打数 安打 2B 3B HR 打点 四球 三振 打率 出塁率 OPS
2017 ヤンキース 9 20 18 0 0 0 0 0 2 6 0.000 0.100 0.100

MLBはまだヒットも打ってませんが、ほとんど試合も出てませんので、評価する事は出来ないです。

AAA

チーム 試合 打席 打数 安打 2B 3B HR 打点 四球 三振 打率 出塁率 OPS
2015 スクラントン
ウィルクスバリ
5 17 17 3 1 0 0 1 0 4 0.176 0.176 0.412
2016 スクラントン
ウィルクスバリ
39 160 148 37 9 0 10 30 12 31 0.250 0.306 0.820
2017 スクラントン
ウィルクスバリ
14 57 53 14 4 0 2 11 4 7 0.264 0.316 0.769
合計 - 58 234 218 54 14 0 12 42 16 42 0.248 0.299 0.776

日本での成績の参考となる、3Aの成績ですが、通算で打率2割4分8厘、ホームラン12本、直近の2017年は打率2割6分4厘、ホームラン2本と、日本基準で見たキャッチャーの打撃成績としては、合格点じゃないでしょうか?

次に守備を見ていきます。

MLB

チーム 試合 先発 RF/9 パス
ボール
盗塁
阻止率
2017 ヤンキース 8 5 10.69 1 0%

こちらもMLBは出場試合数が少なすぎて評価できないです。

3A

チーム 試合 先発 RF/9 パス
ボール
盗塁
阻止率
2015 スクラントン
ウィルクスバリ
5 9.4 0 -
2016 Scranton/Wilkes-Barre 36 35 10.12 4 -
2017 Scranton/Wilkes-Barre 14 14 10.31 2 29%

3Aですが、盗塁阻止率が29%と、それほど高いわけでもなく、そこそこって感じです。

FA宣言が注目されている、日本ハムの大野奨太捕手の獲得ができなかった場合といった報道ですが、その他にも、テキサス・レンジャーズのA.J.ヒメネス(A.J. Jimenez)捕手や、マリナーズのマイク・マージャマ(Mike Marjama)捕手も候補に上がっているようです。

数字的には、3選手とも大差ないです。

投手コーチを首になり、国際渉外担当となったデニー友利氏が動いているようですが、とりあえずオフの話題提供としては有能ですね。

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