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主に野球(NPB)に関する事を、チームに関係なしにいろいろと書いていきます。

オープン戦の打率とシーズンの打率の関係

オープン戦の打率と、シーズンの打率を比較してみたいと思います。

対象は2016年のオープン戦と2016年の打率で比較しますが、オープン戦で規定打席に達した選手のみとしました。

オープン戦
打率順位
選手 チーム オープン戦
打率
シーズン
出場試合数
シーズン
打率
UP or Down
1 鈴木 大地 ロッテ 0.400 143 0.285 DOWN
1 坂田 遼 西武 0.400 45 0.245 DOWN
3 横田 慎太郎 阪神 0.393 38 0.190 DOWN
4 本多 雄一 ホークス 0.391 110 0.280 DOWN
5 ロペス De 0.364 123 0.263 DOWN
6 岡島 豪郎 楽天 0.347 127 0.252 DOWN
6 白崎 浩之 De 0.347 92 0.207 DOWN
8 髙山 俊 阪神 0.327 134 0.275 DOWN
9 山川 穂高 西武 0.313 49 0.259 DOWN
10 T-岡田 オリックス 0.306 123 0.284 DOWN
11 井上 晴哉 ロッテ 0.306 35 0.232 DOWN
11 陽 岱鋼 日ハム 0.306 130 0.293 DOWN
13 丸 佳浩 広島 0.304 143 0.291 DOWN
14 浅村 栄斗 西武 0.300 143 0.309 UP
15 田中 広輔 広島 0.289 143 0.265 DOWN
16 ギャレット 巨人 0.283 123 0.258 DOWN
17 田中 賢介 日ハム 0.279 143 0.272 DOWN
18 雄平 ヤクルト 0.279 108 0.296 UP
19 柳田 悠岐 ホークス 0.277 120 0.306 UP
20 レアード 日ハム 0.261 143 0.263 UP
21 西野 真弘 オリックス 0.246 143 0.264 UP
22 遠藤 一星 中日 0.245 27 0.180 DOWN
23 中村 奨吾 ロッテ 0.226 108 0.201 DOWN
24 高橋 周平 中日 0.196 75 0.251 UP
25 外崎 修汰 西武 0.186 37 0.176 DOWN
26 岡本 和真 巨人 0.164 3 0.100 DOWN
27 ロマック De 0.156 30 0.113 DOWN
28 中島 卓也 日ハム 0.143 143 0.243 UP
29 荒波 翔 De 0.137 36 0.195 UP

オープン戦で規定打席に達して3割を超えたバッターで、シーズンでオープン戦の打率を超えたのは一人だけでした。それもそのはず、オープン戦で3割を超えて、且つシーズンでも3割を超えたのは、浅村選手だけという結果です。

そもそも、オープン戦で規定打席に達した選手でシーズンで3割を超えたのは、浅村選手と柳田選手だけです。オープン戦は若手のアピールの場だったりしますからね。

傾向としては、オープン戦打率が中位の選手のシーズンでの出場試合数が多い傾向はあります。実績のある選手が余裕を持って調整しているといった感じでしょうか?

その他、相関関係が見えてこないので、シーズンの規定打席に達した選手のオープン戦の打率をみていきたいと思います。

セリーグ

シーズン
打率順位
チーム 選手 オープン戦
打率
シーズン
打率
1 巨人 坂本 勇人 0.235 0.344
2 広島 鈴木 誠也 0.375 0.335
3 De 筒香 嘉智 0.314 0.322
4 広島 菊池 涼介 0.293 0.315
5 阪神 福留 孝介 0.333 0.311
6 ヤクルト 山田 哲人 0.232 0.304
7 巨人 村田 修一 0.195 0.302
8 ヤクルト 川端 慎吾 0.387 0.302
9 広島 新井 貴浩 0.300 0.300
10 ヤクルト 坂口 智隆 0.415 0.295
11 De 倉本 寿彦 0.158 0.294
12 中日 大島 洋平 0.351 0.292
13 広島 丸 佳浩 0.304 0.291
14 De 桑原 将志 0.222 0.284
15 巨人 長野 久義 0.318 0.283
16 阪神 髙山 俊 0.327 0.275
17 中日 ビシエド 0.241 0.274
18 De 梶谷 隆幸 - 0.273
19 ヤクルト バレンティン 0.242 0.269
20 広島 田中 広輔 0.289 0.265
21 De ロペス 0.364 0.263
22 巨人 ギャレット 0.283 0.258
23 阪神 ゴメス 0.321 0.255
24 中日 堂上 直倫 0.231 0.254
25 中日 平田 良介 0.205 0.248
26 阪神 鳥谷 敬 0.333 0.236
27 巨人 小林 誠司 0.237 0.204

こっちもなかなか相関関係を出すのは難しいんですが、例えば、昨年ブレイクしたベイスターズの倉本選手は、オープン戦は悪かったり、新外国人にも関わらず開幕ダッシュしたビシエド選手はオープン戦の結果は悪かったんですね。

シーズン首位打者となった坂本選手はオープン戦はあまりよくなかったりで、ベテランや実績がある選手は、オープン戦の成績が悪くても心配はなさそうですが、逆に、鳥谷選手は、オープン戦は3割を超えていたにも関わらず、シーズンは全く駄目でしたね。

次にパ・リーグを見ていきます。

シーズン
打率順位
チーム 選手 オープン戦
打率
シーズン
打率
1 ロッテ 角中 勝也 0.242 0.339
2 日ハム 西川 遥輝 0.207 0.314
3 西武 浅村 栄斗 0.300 0.309
4 オリックス 糸井 嘉男 0.152 0.306
5 ソフトバンク 柳田 悠岐 0.277 0.306
6 ソフトバンク 内川 聖一 0.176 0.304
7 西武 秋山 翔吾 0.306 0.296
8 日ハム 陽 岱鋼 0.306 0.293
9 ソフトバンク 中村 晃 0.156 0.287
10 ロッテ 鈴木 大地 0.400 0.285
11 オリックス T-岡田 0.306 0.284
12 ロッテ デスパイネ 0.313 0.280
13 西武 栗山 巧 0.371 0.279
14 楽天 茂木 栄五郎 0.212 0.278
15 楽天 銀次 0.371 0.274
16 オリックス 安達 了一 - 0.273
17 日ハム 田中 賢介 0.279 0.272
18 西武 金子 侑司 - 0.265
19 楽天 ウィーラー 0.333 0.265
20 楽天 藤田 一也 0.229 0.265
21 オリックス 西野 真弘 0.246 0.264
22 日ハム レアード 0.261 0.263
23 ソフトバンク 松田 宣浩 0.241 0.259
24 西武 メヒア 0.297 0.252
25 楽天 岡島 豪郎 0.347 0.252
26 日ハム 中田 翔 0.286 0.250
27 ソフトバンク 今宮 健太 0.094 0.245
28 日ハム 中島 卓也 0.143 0.243

こちらも、シーズン首位打者となった角中選手はオープン戦はあまりよくなかったんですね。

セリーグ、パリーグともにオープン戦の打率とシーズンの打率の相関関係はみえてきませんでした。数字だけでは判断できないって事ですね。

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