FAの人的補償選手として移籍した尾仲祐哉の成績
阪神タイガースが、フリーエージェント(FA)で、大和選手の人的補償選手として、尾仲祐哉投手(22)の獲得を発表しました。
尾仲投手は、高稜高校、広島経済大学出身で2016年 ドラフト6位の、来季2年目の選手です。私としては、なぜこの選手をプロテクトから外したと思うような選手です。
1年目となる2017年の成績を、1軍と2軍の両方を見てみたいと思いいます。
1軍/2軍 | 棒業率 | 登板 | 勝 | 負 | セーブ | イニング | 与四球 | 与死球 | 奪三振 | WHIP | K/BB | BB/9 | K/9 |
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一軍 | 6.52 | 11 | 1 | 1 | 0 | 19.1 | 15 | 0 | 17 | 1.91 | 1.13 | 7.07 | 8.01 |
二軍 | 1.38 | 25 | 1 | 0 | 5 | 32.2 | 5 | 1 | 46 | 0.77 | 9.20 | 1.40 | 12.86 |
一軍では満足な成績とはいきませんでしたが、二軍での成績は素晴らしいです。
特に素晴らしいのが、K/BB,K/9です。
K/BBは、奪三振と与四球の比率で、投手の制球力を示す指標で、運に左右されにくいので、投手の能力がダイレクトに現れやすいといわれています。
このK/BBが、9.2と非常に高いです。今年の一軍で規定投球回をクリアした投手での最高はマイコラス投手の8.13です。この8.13も驚異的に高いんですが、それをも上回っています。もちろん、二軍での成績ですし、先発での成績ではないですが、それにしてもすごい数字です。
K/9は奪三振率ですが、これが12.86ですからね。めちゃくちゃ高いです。
なぜDeNAはこの選手をプロテクトから外したのか、めちゃくちゃ疑問です。