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【2017ドラフト】史上初の5試合連発の大砲 慶応大・岩見 雅紀

ドラフト注目の慶応大学 岩見 雅紀が、東京六大学野球秋季リーグで史上初めてホームランを5試合連発し、通算ホームランを20本としました。

六大学での今までの成績を見てみたいと思います。

東京六大学野球秋リーグ戦

シーズン 年次 試合 打席 打数 安打 本塁打 打点 打率 OPS
2014春季リーグ戦 1年生 - - - - - - - -
2014秋季リーグ戦 1年生 - - - - - - - -
2015春季リーグ戦 2年生 3 3 3 0 0 0 0.000 0.000
2015秋季リーグ戦 2年生 9 10 10 5 2 4 0.500 1.600
2016春季リーグ戦 3年生 13 47 44 14 4 13 0.318 1.021
2016秋季リーグ戦 3年生 9 31 29 10 3 10 0.345 1.111
2017春季リーグ戦 4年生 14 58 49 11 5 13 0.224 0.858
2017秋季リーグ戦 4年生 9 38 33 8 6 11 0.242 1.130
合計 57 187 168 48 20 51 0.286 1.026

打率は低いですが、ホームランが多いのでOPSは高いですね。

六大学のホームラン記録は、ジャイアンツの高橋由伸監督が持っている23本の為、20本は大した事ないような記録に見えますが、高橋由伸監督は、102試合366打数で23本、岩見選手は、57試合168打数で20本の為、ホームランを打つのにかかる打数、いわゆる本塁打率は、高橋監督は 15.9 で、岩見選手は 8.4 と、岩見選手は驚異的な数値を叩き出しています。

もともと、ドラフト上位、2位くらいで消えると言われていましたが、今回の5戦連発でドラ1の可能性も高まってきましたね。

入学当時から遠くに飛ばす選手だったようですが、バットにボールが全く当たらない感じだったらしいです。ただし岩見選手は、一浪して慶応に入ってますので、浪人中のブランクにより生きた球をみてない事も大きかったようです。

マイナス点としては、足が遅いことと守備が下手なことです。

足については、監督は「速いブルトーザー」と言ってますし、50m 6秒3 と一応言ってますので、現時点ではそこまでは遅くなさそうです。

守備については、外野手ですが、かなりやばいらしいですね。ただ、ここまで魅力がある選手なんで、まずは守備度外視で指名してみるべきですね。

あとは、一浪していますので、既に23歳ってところですかね?

マイナス点ももちろんありますが、豪快なバッティングフォーム、打率は低いですが高い本塁打率と魅力たっぷりな選手なんで、是非、プロでの活躍をみてみたいです。

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