100,000本のホームラン達成試合と達成選手を予測
あと150本を切った記念のホームラン10万本ですが、NPBが達成者に100万円を贈る事と、「BIG CHALLENGE PROJECT キャンペーンに応募して憧れの選手と対決しよう」という企画が、NPBより発表されました。
9/7時点で、残り148本となっています。達成試合と誰が達成するかを見ていきたいと思います。
まず、ここまでの各チームのホームラン数と、1試合あたりのホームラン数を見ていきたいと思います。
セリーグ
順位 | チーム | 試合 | 残り試合数 | 本塁打 | 1試合あたり 本塁打数 |
残り試合の 本塁打数予測 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | 広島 | 128 | 15 | 139 | 1.09 | 16.29 |
2位 | 阪神 | 124 | 19 | 98 | 0.79 | 15.02 |
3位 | DeNA | 124 | 19 | 114 | 0.92 | 17.47 |
4位 | 巨人 | 123 | 20 | 98 | 0.80 | 15.93 |
5位 | 中日 | 125 | 18 | 96 | 0.77 | 13.82 |
6位 | ヤクルト | 126 | 17 | 87 | 0.69 | 11.74 |
- | - | - | 合計 | 632 | 5.05 | 90.27 |
パリーグ
順位 | チーム | 試合 | 残り試合数 | 本塁打 | 1試合あたり 本塁打数 |
残り試合の 本塁打数予測 |
---|---|---|---|---|---|---|
1位 | ソフトバンク | 124 | 19 | 144 | 1.16 | 22.06 |
2位 | 西武 | 124 | 19 | 132 | 1.06 | 20.23 |
3位 | 楽天 | 117 | 26 | 117 | 1.00 | 26.00 |
4位 | オリックス | 120 | 23 | 108 | 0.90 | 20.70 |
5位 | 日本ハム | 119 | 24 | 88 | 0.74 | 17.75 |
6位 | ロッテ | 122 | 21 | 77 | 0.63 | 13.25 |
- | - | - | 合計 | 666 | 5.50 | 119.99 |
セリーグでは、球場が狭くホームランが出やすい、またホームランを打てるバッターを擁しているヤクルト、巨人のホームラン数がここまで少ないのは驚きですね。
逆にナゴヤドームの中日が意外と多いのは、ゲレーロ選手の加入と福田選手の台頭ですね。
パリーグでは、楽天のホームラン急増ですね。現状で、チーム史上最大のホームラン数となっています。
各チームの残り試合におけるホームラン数を予測すると、両リーグあわせて210.26本となりますので、今シーズン中の10万本達成はいけそうですね。
達成試合の予測としては、1試合あたりのホームラン数が、1.74本となりますので、84.19試合後に達成予測となります。
今後の予定を数えてみると、9/26に84試合となりますので、その翌日の9/27に達成と予測します。
9/27のカードは下記となります。
巨人-中日 東京ドーム
DeNA-阪神 横浜
オリックス-日本ハム 京セラD大阪
今年のホームランパークファクターを見てみると、この中で一番高いのは東京ドームの為、達成試合は、9/27東京ドームの巨人-中日と予測しておきます。
達成する選手ですが、こういったものは伏兵が達成しているイメージがありますので、今までの記念ホームランのリストを確認してみます(Wikipediaより)。
号数 | 達成選手 | 所属球団 | 達成年月日 | 対戦相手 | 球場 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 藤井勇 | 大阪タイガース | 1936年5月4日 | 東京セネタース | 甲子園 |
セ第1号 | 岩本義行 | 松竹ロビンス | 1950年3月11日 | 大洋ホエールズ | 下関 |
パ第1号 | 戸倉勝城 | 毎日オリオンズ | 1950年3月11日 | 西鉄クリッパース | 西宮 |
5000 | パ・千頭久米夫 | 西鉄ライオンズ | 1951年9月23日 | 阪急ブレーブス | 後楽園 |
10000 | パ・渡辺清 | 阪急ブレーブス | 1957年7月19日 | 近鉄パールス | 大阪 |
15000 | セ・河野旭輝 | 中日ドラゴンズ | 1962年8月16日 | 読売ジャイアンツ | 後楽園 |
20000 | パ・井石礼司 | 東京オリオンズ | 1966年7月6日 | 近鉄バファローズ | 東京 |
25000 | セ・高木守道 | 中日ドラゴンズ | 1969年10月11日 | 広島東洋カープ | 中日 |
30000 | パ・基満男 | 太平洋クラブライオンズ | 1973年5月20日 | 近鉄バファローズ | 平和台 |
35000 | セ・池辺巌 | 阪神タイガース | 1976年7月23日 | 中日ドラゴンズ | ナゴヤ |
40000 | パ・バーニー・ウイリアムス | 阪急ブレーブス | 1979年6月28日 | ロッテオリオンズ | 西宮 |
45000 | セ・山本浩二 | 広島東洋カープ | 1982年5月15日 | 横浜大洋ホエールズ | 広島市民 |
50000 | パ・仲根正広 | 近鉄バファローズ | 1985年4月23日 | 南海ホークス | 藤井寺 |
55000 | セ・駒田徳広 | 読売ジャイアンツ | 1987年9月7日 | 横浜大洋ホエールズ | 横浜 |
60000 | パ・広永益隆 | 福岡ダイエーホークス | 1990年9月26日 | オリックス・ブレーブス | 西宮 |
65000 | セ・谷繁元信 | 横浜ベイスターズ | 1994年6月19日 | 阪神タイガース | 甲子園 |
70000 | セ・駒田徳広 | 横浜ベイスターズ | 1997年9月9日 | 読売ジャイアンツ | 東京ドーム |
75000 | パ・フランク・ボーリック | 千葉ロッテマリーンズ | 2001年4月20日 | 大阪近鉄バファローズ | 千葉マリン |
80000 | セ・ロベルト・ペタジーニ | 読売ジャイアンツ | 2003年9月14日 | ヤクルトスワローズ | 東京ドーム |
85000 | パ・ホセ・フェルナンデス | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 2006年8月11日 | 西武ライオンズ | インボイス |
90000 | パ・ディー・ブラウン | 埼玉西武ライオンズ | 2010年4月4日 | 北海道日本ハムファイターズ | 札幌ドーム |
95000 | パ・松田宣浩 | 福岡ソフトバンクホークス | 2014年5月13日 | 千葉ロッテマリーンズ | QVCマリン |
80年代より前は、ジョイナス高木守道くらいしかわかりませんが、それ以降でホームランバッターではない、いわゆる伏兵が打った例としては、仲根正広氏、広永益隆氏、谷繁元信氏でしょうか?
谷繁氏は、生涯229本打っていたり、27年連続本塁打のプロ野球記録を持っていますが、1994年当時は、毎年一桁台のホームランしか打ってませんでした。
こういった記念ホームランは伏兵が打つイメージがありましたが、やはりホームランバッター若しくはホームランを打てるバッターが達成する確率が高いですね。
中日の選手が達成するとすれば、ここまで東京ドームで打率0.476、ホームラン2本打っている福田永将選手、巨人の選手が達成するとすれば、ここまで印象的なホームランが多く、ヒット5本のうちホームラン3本で売り出し中の宇佐見真吾選手と予測します。
ただし、上記通り、伏兵が達成するよりもホームランバッターが達成する事が多いので、当ブログでは、中日ドラゴンズの福田選手が達成すると予測しておきます。
※計算ミスもあると思いますが、ご容赦下さい。