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主に野球(NPB)に関する事を、チームに関係なしにいろいろと書いていきます。

2017年 各球団期待の若手(セリーグ投手編)

2017年シーズンでブレイクしそうな各球団の期待の若手を独断と偏見でみていきたいと思います。25歳以下を条件にしました。

セリーグの投手編です。

広島東洋カープ

塹江 敦哉(ほりえ あつや)(19歳)

香川県立高松北高等学校出身で、2014年のドラフト3位で広島に入団。

高校時代か150キロ超えをしていた速球派左腕ですが、2016年のフレッシュオールスターで、159キロを記録した事により、プチブレイクしました。

1軍では、3試合だけ投げましたが、まだ結果は残せていません。

ファームでも防御率5.77とまだまだです。問題はコントロールです。ファームでの与四球率4.663と悪いですし、暴投14個はキャッチャーのレベルもあるかもしれませんが、他の投手に比べてあまりにも多すぎます。

ここが少しでも改善すると上での活躍が見えてきますので、期待したいです。

広島には、その他にも、仲尾次オスカル(25歳)、藤井 皓哉(20歳)、岡田 明丈(23歳)、九里 亜蓮(25歳)と楽しみな若手投手が揃っています。

読売ジャイアンツ

中川 皓太(22歳)

東海大学出身で、2015年ドラフト7位で巨人に入団。

ファームでの成績ですが、6勝1敗、防御率2.49で、奪三振率8.307といい成績を残しています。ちなみに与四球率も2.7とまあまあな数字を残しています。

1軍ではまだ、結果を残せていませんが、期待が持てそうです。こういったドラフト下位の選手は応援したくなります。

長谷川 潤(25歳)

金沢学院大学→石川ミリオンスターズ出身で2015年育成選手ドラフト8位で入団。2016年3月28日に、支配下登録。

1軍では3試合に登板のみ。

2軍では25試合113.2イニングを投げてます。これだけで期待されている事がわかりますね。防御率も2.77でまあまあですし、与四球率が1.584と素晴らしいところが期待を持たせます。

まずは、中継ぎからという事になると思いますが、楽しみにしたい選手の一人です。

その他にも、まだ育成ですが、田原 啓吾(22歳)、は期待をもちたい選手ですし、25歳以上なんで、今回は対象外としましたが、土田 瑞起、篠原 慎平の両育成の選手も期待を持ちたい選手です。

巨人は、バッターで期待を持てそうな選手は比較的少ないんですが、ピッチャーに関しては、育成も含め、非常に充実していますね。

横浜DeNAベイスターズ

平良 拳太郎(たいら けんたろう)(21歳)

沖縄県立北山高等学校出身で、2013年ドラフト5位で巨人に入団。2016年に、山口俊の人的補償として、ベイスターズに移籍。

巨人に残っていれば、巨人のところで書いていたはずの投手です。

平良 拳太郎は、下記で特集しましたので、下記のエントリーへ。
goronews.hatenablog.com

綾部 翔(19歳)

霞ヶ浦高等学校出身で、2015年ドラフト5位でベイスターズへ入団。

187センチ87キロと大型右腕で、コントロールには課題は残るものの、いいストレートを投げますし、三振も取れます。まだ19歳ですが、期待が持てます。

まだ2軍でもう少し経験を積む必要があると思いますが、シーズン途中から出てくるんじゃないですかね?

その他、飯塚悟史(20歳)、野川 拓斗(25歳)も期待を持てますし、25歳以上ですが、福地 元春(26歳)も期待を持ちたいですね。

阪神タイガース

青柳 晃洋(23歳)

帝京大学出身で、2015年ドラフト5位で阪神に入団。

この投手、単純に投球フォームが好きなんです。途中まではアンダースローと思わせて、最終的にはサイドスロー気味に投げるあのフォームが。

この投手の場合、課題はコントロールです。ファームの成績で、与四球率が7.681は、ある程度のイニングを投げた投手ではなかなか見ることが出来ない数字です。これがせめて半分位の数字になってくるとワンポイントとか、短いイニングとかでも使えるようになるんですが、とにかくフォームが好きなんで、期待しています。

横山 雄哉(22歳)

山形県立山形中央高等学校→新日鐵住金鹿島の高卒として、2014年ドラフト1位で阪神に入団。

左腕から150キロ超えの球を投げ込んで来るピッチャーですが、まだ1軍では満足な結果を残せていません。

ただそれでも、投球イニング数を超える三振を奪っています。もう少しコントロールが安定すれば、一気にブレイク間違いなしでしょう。

ちなみに、左腕ですが、対右バッターよりも対左バッターのほうが打たれていますんで、対左への対策も必要ですね。

阪神の選手見ていて気づいたんですが、秋山 拓巳がいつのまにかもう25歳なんですね。

ヤクルトスワローズ

風張 蓮(かざはり れん)(23歳)

東京農業大学北海道オホーツク出身で、2014年ドラフト2位でヤクルトに入団。

期待されているんですが、まだ活躍できてないすね。

この投手もコントロールが課題です。1軍で与四球率が4.5なんですが、2軍でも3.96ですからね。ただ奪三振率は高いので、もう少しだけコントロールを改善してもらって、短いイニングを任せられるようにしたいですね。

中島彰吾(24歳)

福岡大学出身で、2014年育成ドラフト1位でヤクルトに入団。2016年5月2日に支配下登録。

育成での入団ですが、ファームでの成績が評価されて2016年シーズン中に支配下登録されました。1軍では3試合に留まりましたが、2軍では49試合に投げて防御率3.33とまずまずでした。今後も中継ぎでの起用が予想されますが、コントロールも悪くは無いですし、三振も取れますので、今年は期待したいです。

その他、岩橋 慶侍(25歳)にも期待したいですし、既に27歳ですが、由規の復活を見てみたいね。

中日ドラゴンズ

三ツ間 卓也(24歳)

高千穂大学→武蔵ヒートベアーズから2015年育成ドラフト3位で中日に入団。2016年シーズン終了後に支配下登録。

育成1年目に関わらず、中日のファームでは、一番いい投手じゃないかって位、評判がよかったんですが、2016年シーズン終了後、無事に支配下登録されました。

サイドスローから150キロを記録する投手で、投球イニング数を超える三振を奪っています。中日としては、タイプが又吉と被りますが、どんな使い方をしていくんでしょうか?

又吉の先発転向の話しもありますので、それに左右されるかもしれませんね。

岸本 淳希(20歳)

敦賀気比高等学校から2013年育成ドラフト1位で入団。2016年シーズン終了後に支配下登録。

キシマジンこと、岸本ですが、下記のエントリーで特集してますので、詳しくはそちらで。
goronews.hatenablog.com

落合GMのドラフト戦略は批判の対象ですが、落合GMが中日に復帰後に育成ドラフトを再開させましたので、上記2人が支配下登録された事は、数少ない功績でしょうか?

中日は、その他にも、シーズン後に評価を上げている野村 亮介(23歳)、鈴木 翔太(21歳)や、佐藤 優(23歳)なんかも期待できますので、意外と楽しみな若手が増えてきていますね。

セリーグ野手編はこちらで書いています。
goronews.hatenablog.com

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