レフトへライナー!

主に野球(NPB)に関する事を、チームに関係なしにいろいろと書いていきます。

2017年 各球団期待の若手(セリーグ野手編)

2017年シーズンでブレイクしそうな各球団の期待の若手を独断と偏見でみていきたいと思います。25歳以下を条件にしました。

まずは、セリーグの野手編です。

広島東洋カープ

野間 峻祥(23歳)

中部学院大学卒で、2014年のドラフトで、有原航平の外れドラフト1位で、広島に入団。

入団2年目の2016年シーズンは、「神ってる」鈴木誠也の活躍もあり、1年目の127試合出場から21試合出場と大幅に1軍の出場は減らしてしまいましたが、1軍でも2軍でも、打撃はいいものを見せています。

広島のレベルの高い外野陣に割って入る事はなかなか難しいですが、下水流 昂(しもずる こう)との争いにも勝ち、エルドレッドを追いやるような活躍を見せて欲しいですね。

西川 龍馬(22歳)

高卒社会人として、2015年 ドラフト5位で広島に入団。

1年目の2016年シーズンから、1軍で62試合に出場し打率0.294を記録しました。打席数は、58打席で、新人王資格の60打席以内の為、新人王の資格も持っています。

ルナの退団によりサードが空いていますので、今年はまずはサードで勝負をかけていくのでしょうか?その場合は、まずは安部 友裕との争いに勝つ必要があります。

読売ジャイアンツ

岡本 和真(20歳)

智弁学園高等学校卒で、2014年 ドラフト1位で巨人に入団。

1軍ではなかなか成績を残せてませんが、2016年ファームでは、ホームラン18本、打点74で、打点王に輝きました。

2016年シーズンは、一軍ではファーストしか守っていませんが、2017年シーズンはどうするんですかね?

2016年シーズンは、村田が、全試合にサードで先発出場し、打率3割超え、ホームラン25本と成績を残しました。阿部選手が怪我がちな事を考えればファーストといった事になりますが、巨人は、元楽天のケーシー・マギーを獲得しています。

巨人は、どこで育てていきたいんですかね?

辻 東倫(つじ はるとも)(22歳)

三重県立菰野高等学校卒で、2012年 ドラフト3位で巨人に入団。

2016年シーズンは、ファームでは、打率0.320でした。ただし、残念な点は、ホームランが1本しかない事です。プロ入り前は大砲候補といわれ、期待の大型内野手として取り上げられる事も多かった選手の為、巨人には大きく育てて欲しいと思っていましたが、そこは残念ですね。

ただし、その分、芽が出るのも早くなってますので、2017年シーズンは期待していきたいと思います。

横浜DeNAベイスターズ

白根 尚貴(23歳)

開星高等学校出身で、2011年 ドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに入団。育成契約を経て、2015年シーズン終了後、自ら希望してトライアウトに参加し、ベイスターズに支配下登録。

2016年は1軍初出場を果たしましたが、ヒットは打てずに結果は残せませんでした。

ファームでは、打率0.269、ホームラン10本、打点58と成績を残しました。

大きな問題は、守備です。2軍では主にファーストとサードを守っていますが、サードでの守備率が0.896と、9割のラインも切ってしまっています。

そのため、まずはファーストで勝負していく事になると思いますが、ロペスを超えるのは現時点では難しいのは確かですね。なんとか、サードももう少し守れるようになるといいんですが。

飛雄馬(25歳)

高卒社会人として、2011年 ドラフト7位でベイスターズに入団。

2016年シーズンは、倉本寿彦のブレイクにより出場試合数を減らしてしましたが、2軍では、打率0.293と活躍しました。

2017年シーズンのファーストチョイスは、もちろん倉本という事になりますが、2年目のジンクスもありますし、まだまだ、付け入る隙は十二分にありますので、楽しみにみていきたいです。

阪神タイガース

陽川 尚将(25歳)

東京農業大学出身で、2013年 ドラフト3位で阪神に入団。

2016年は、1軍で初出場を果たし、初ホームランも記録しましたが、打率0.167と満足な結果を残せませんでしたが、ファームでは、打率は3割超え、ホームラン14本、打点62で、ホームラン王と打点王を獲得しました。

金本監督の期待も大きく、2017年シーズンは2016年シーズンよりも出場試合数が増えるのは間違いないと思いますので、期待していきたいです。

横田 慎太郎(21歳)

鹿児島実業高等学校出身で、2013年 ドラフト2位で阪神に入団。

2016年シーズンは開幕スタメンを勝ち取り、1軍初出場を勝ち取りましたが、38試合の出場に留まり、打率も0.190で結果は残せませんでした。残念な点は、足を活かすことだけを考えた打撃にかわってしまった為、「糸井二世」と言われていた面影がなくなってしまった事です。

ただし、掛布二軍監督は、しっかりと長距離砲で育てたいという意向を示しており、2軍では、打率0.261、5ホームラン、15盗塁を記録しました。

シーズン後のアジアウインターベースボールリーグでは、打率0.379、OPS0.916と、オリックスの吉田 正尚が漫画のような成績を上げてなければ、MVP級の成績でした。
アジアウインターリーグの日本人選手の成績 - レフトへライナー!

東京ヤクルトスワローズ

山崎 晃大朗(23歳)

日本大学出身で、2015年 ドラフト5位でヤクルトに入団。

ルーキーだった2016年シーズンは1軍では7試合の出場に留まりました。

2軍では100試合に出場し、打率は0.251に留まりましたが、フォアボールを61獲得し、38盗塁で盗塁王を獲得しました。

バレンティンは残留することになりましたが、外野の一角を奪う気で、今年は勝負して欲しいですね。

廣岡 大志(19歳)

智辯学園高等学校出身で、2015年 ドラフト2位でヤクルトに入団。

2016年シーズンは1軍では7打席のみでしたが、3安打1ホームラン、しかも、引退登板となった番長 三浦 大輔から初打席初本塁打を記録しました。

ファームでは打率0.218ですが、ホームラン10本、そして、素晴らしいのが、三振数がリーグ断トツの141三振と、逆に期待をもたせるような三振数を誇ります。

確実性に課題を残しますが、ロマンがあっていいですね。このまま大型遊撃手として大きく成長していって欲しいです。

中日ドラゴンズ

溝脇 隼人(22歳)

九州学院高等学校出身で、2012年 ドラフト5位で中日に入団。

2016年シーズンは1軍では6試合の出場に留まりましたが、ファームでは89試合に出場し、打率0.256でした。アジアウインターリーグでは、打率0.353と、期待が持てる成績も残しました。
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守備は主にセカンドですが、素晴らしい守備を披露しています。中日のセカンドは、2016年シーズンも荒木 雅博が72試合で先発出場しましたが、47打席連続無安打のセリーグタイ記録を記録するなど、衰えが目立ち、そして、世代交代が進んできた中日の最後の世代交代が必要なポジションでもありますので期待したいですね。

ショートではありますが、新人の京田 陽太選手が入団した事により、セカンドのレギュラー争いも激しくなってきてますので、楽しみですね。

木下 拓哉(25歳)

法政大学→トヨタ自動車を経て、2015年 ドラフト3位で中日に入団。

2016年シーズンは9試合の出場に留まりましたが、初ホームランも記録しました。

2軍では、打率0.300を記録し、一年目としては上々の滑り出しです。そして、中日ファンに希望をもたせるのは、打撃投手陣が、タイロン・ウッズ並の飛距離と称したり、古田 敦也から、キャッチングとスローイングを絶賛されたりと、周りの評価が高い点ですね。

中日のキャッチャーは、杉山 翔大と桂 依央利が成長してきて、そこに木下が絡んで来ていますので、何気に一番面白い争いかもしれません。

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