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主に野球(NPB)に関する事を、チームに関係なしにいろいろと書いていきます。

中日が獲得したアレックス・ゲレーロの成績は?

中日ドラゴンズの森繁監督は、キューバ出身で、現在アメリカでプレーしている右投げ右打ちのアレックス・ゲレーロ(Alexander Guerrero)の獲得する事を明かしました。

アレックス・ゲレーロは、キューバ出身ですが、2013年に亡命し、その後、ロサンゼルス・ドジャースと契約しました。

キューバ時代、アメリカに移ってからの成績をメジャーを含めまとめてみたいと思います。

キューバ時代

チーム







OPS IsoP IsoD
2004 17 LasTunas 0 15 0.223 0.277 0.558 0.004 0.054
2005 18 LasTunas 57 4 23 0.248 0.327 0.737 0.084 0.079
2006 19 LasTunas 82 6 41 0.293 0.365 0.779 0.049 0.072
2007 20 LasTunas 81 11 53 0.296 0.391 0.895 0.113 0.095
2008 21 LasTunas 81 19 71 0.338 0.408 1.048 0.233 0.070
2009 22 LasTunas 87 19 87 0.343 0.414 0.997 0.169 0.071
2010 23 LasTunas 79 22 66 0.310 0.401 1.000 0.198 0.091
2011 24 LasTunas 80 21 51 0.290 0.402 0.979 0.174 0.112

素晴らしい成績ですね。特に21歳の2008年以降は素晴らしいです。

打率だけではなく、OPS、出塁率も高いです。

アメリカ時代

チーム Class







OPS IsoP IsoD
2014 27 Dodgers ルーキー 7 2 6 0.348 0.414 1.066 0.238 0.066
2014 27 Rancho Cucamonga A+ 5 0 2 0.368 0.429 1.113 0.255 0.061
2014 27 Albuquerque AAA 65 15 49 0.329 0.364 0.978 0.249 0.035
2014 27 LAD MLB 11 0 0 0.077 0.077 0.154 0.000 0.000
2015 28 LAD MLB 106 11 36 0.233 0.261 0.695 0.173 0.028
2016 29 Rancho Cucamonga A+ 6 1 4 0.269 0.296 0.719 0.127 0.027
2016 29 Tulsa AA 8 0 0 0.031 0.061 0.092 -0.030 0.030
2016 29 Oklahoma City AAA 2 0 0 0.125 0.125 0.250 0.000 0.000

2014年は、MLBでの成績以外は、ホント素晴らしい成績です。AAAのレベルは超えてるって感じですが、MLBでは11試合の出場にとどまりました。

2015年の4月には、5試合連続ホームランを放ちルーキー・オブ・ザ・マンス(月間最優秀新人)を受賞しましたが、最終的には、打率0.233、ホームラン11本にとどまりました。

2016年は怪我もあり、活躍できず、その結果自由契約となっています。

守備位置は、内野も外野も守れるユーティリティーなプレイヤーらしいですが、MLBではサードとレフトが中心のようです。

UZRを見ると、サードで若干プラス、外野で若干マイナスですが、指標からは守備が売りになるような感じは無いです。

ちなみに、2014年には試合中にチームメイトと口論になり、耳を噛みちぎられた事が日本でもニュースになっていました。

AAAのレベルは超えている感じはありますので、日本にうまく順応出来ればかなりな成績を残しそうな感じはありますが、どの位の年俸で迎える予定なんでしょうか?

リナレス巡回コーチのルートで少しはお安くなって、中日でも払えるレベルになったんでしょうか?

【追記】
年俸は、1億5千万+出来高払いだそうです。中日としては頑張った金額ですが、ドジャースとは4年2,800万ドル(現在のレートで30億円超え)だった為、まだ活躍するかはわかりませんが、格安にみえます。その分、怪我の状態とかは気になりますね。

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