2016年 新外国人選手のオープン戦の成績とシーズンの成績(打者編)
オープン戦で贔屓チームの選手が全く打たなかったりすると不安になりますが、特に新外国人選手がオープン戦で全く打たないと不安が大きくなります。
2016年の新外国人選手のオープン戦の成績と、シーズンの成績の比較を行って、オープン戦の成績がどこまで参考になるかを見てみたいと思います。
オープン戦成績
チーム | 選手 | 試合 | 本塁打 | 打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|
広島 | ジェイソン・プライディー | 12 | 1 | 0.250 | 0.657 |
巨人 | ギャレット・ジョーンズ | 19 | 2 | 0.283 | 0.828 |
DeNA | ジェイミー・ロマック | 15 | 2 | 0.156 | 0.620 |
阪神 | マット・ヘイグ | 10 | 0 | 0.194 | 0.445 |
中日 | ダヤン・ビシエド | 8 | 2 | 0.241 | 0.724 |
オリックス | ブライアン・ボグセビック | 15 | 2 | 0.300 | 0.904 |
オリックス | ブレント・モレル | 15 | 0 | 0.302 | 0.730 |
シーズン成績
チーム | 選手 | 試合 | 本塁打 | 打率 | OPS |
---|---|---|---|---|---|
広島 | ジェイソン・プライディー | 0 | 0 | - | - |
巨人 | ギャレット・ジョーンズ | 123 | 24 | 0.258 | 0.813 |
DeNA | ジェイミー・ロマック | 30 | 0 | 0.113 | 0.374 |
阪神 | マット・ヘイグ | 31 | 2 | 0.231 | 0.685 |
中日 | ダヤン・ビシエド | 119 | 22 | 0.274 | 0.838 |
オリックス | ブライアン・ボグセビック | 60 | 3 | 0.187 | 0.601 |
オリックス | ブレント・モレル | 94 | 8 | 0.244 | 0.683 |
広島のプライディーは、オープン戦で打率0.250 ホームラン1本ですが、すみません。全く覚えていません。シーズン未出場なんですね。
巨人のギャレットの初年度は期待はずれに終わりましたが、オープン戦は打率0.283 ホームラン2本と及第点の成績を残していたんですね。ただ、期待はずれといっても、シーズン終わってみれは打率0.258 ホームラン24本と初年度としては合格点の成績でした。
ちなみに、ギャレットについては過去に下記のブログを書いています。
goronews.hatenablog.com
ベイスターズのロマックは、超ハズレ外国人選手となってしまいました。オープン戦でホームラン2本打っていますが、打ったときにはベイスターズファンがアタリ外国人選手と騒いでいたのを思い出します。ただしオープン戦の打率は0.156だったんですね。
阪神のヘイグはハズレ外国人選手でしたが、オープン戦 0.194 とやはり駄目だったんですね。
昨年の一番のアタリ新外国人打者の中日のビシエドは、奥様の出産立会のために一時帰国があった為、オープン戦8試合の出場のみでしたが、それでも2ホームランを放っています。それにしも、ビシエドは一時帰国して、オープン戦最終戦に何とか間に合ったんですが、シーズン始まったらそこから開幕ダッシュで3,4月の月間MVPですからね。わからないものですね。
オリックスのボグセビックはハズレ外国人選手ですが、実はオープン戦は打率 0.300 ホームラン2本とかなり良かったんですよね。
オリックスのモレルは、残留はさせましたがシーズンはハズレに近い成績でした。ただしオープン戦は0.302 と良かったんですね。
総評
全体の2016年の成績だけでみると、オープン戦の打率は、少なくとも 2割 ないとシーズンでも期待できない事になりますが、かといって3割打っていてもホームランを打っていても駄目な外国人選手は駄目って事ですね。
2017年はどうなりますかね?
ピッチャーに関しては、下記エントリーで特集しています。
goronews.hatenablog.com
新外国人選手に関わらず、オープン戦とシーズンの成績の比較は下記のエントリーで行っています。
goronews.hatenablog.com