前年度までのファーム順位とシーズン順位の関係(セリーグ編)

前年度までのファームの順位と、シーズンの順位の関係をまとめてみたいと思います。

ファームの成績は、前年度までの3年間の成績を参考にしてみたいと思います。ファームはイースタン、ウエスタンありますが、そこは気にせずに並べています。

2016年1軍順位	2015年ファーム順位	2014年ファーム順位	2013年ファーム順位
広島	2	2	2
巨人	1	6	3
DeNA	2	2	4
阪神	3	3	3
ヤクルト	7	3	1
中日	4	5	5

2016年シーズンのAクラス3チームは、前年度はファームでも好成績ですね。一方で、5位ヤクルトは前年度イースタン7位、6位中日は前年度ウエスタン5チーム中4位とどちらもふるいませんでした。

2015年1軍順位	2014年ファーム順位	2013年ファーム順位	2012年ファーム順位
ヤクルト	3	1	7
巨人	6	3	4
阪神	3	3	4
広島	2	2	3
中日	5	5	5
DeNA	2	4	2

2015年シーズンは、ヤクルトが大混戦を制して14年ぶりに優勝した年です。ヤクルトは前年度イースタン3位ですが、その前の年はイースタン優勝しています。低迷中の中日は、イースタンで3年連続最下位と、ファームの成績を見ても、低迷がみてとれます。

2014年1軍順位	2013年ファーム順位	2012年ファーム順位	2011年ファーム順位
巨人	3	4	2
阪神	3	4	3
広島	2	3	5
中日	5	5	1
DeNA	4	2	6
ヤクルト	1	7	4

2014年シーズンは、前年度イースタンを制したヤクルトが最下位ですが、ヤクルトはこの翌年の2015年シーズンに優勝となりました。

2013年1軍順位	2012年ファーム順位	2011年ファーム順位	2010年ファーム順位
巨人	4	2	2
阪神	4	3	1
広島	3	5	5
中日	5	1	4
DeNA	2	6	3
ヤクルト	7	4	6

2013年シーズンは、巨人が連覇しましたが、広島が16年ぶりのAクラスで、球団史上初のCSに出場しました。広島はファームの成績も低迷してきましたが、2012年からファームの順位も向上し、2016年のシーズン優勝につながります。

2012年1軍順位	2011年ファーム順位	2010年ファーム順位	2009年ファーム順位
巨人	2	2	1
中日	1	4	1
ヤクルト	4	6	4
広島	5	5	5
阪神	3	1	2
DeNA	6	3	3

2012年シーズンは、落合氏が中日を追い出され巨人の3連覇が始まる年ですが、巨人のイースタンでの成績もいいものがありますので、準備はできていたって感じですね。

2011年1軍順位	2010年ファーム順位	2009年ファーム順位	2008年ファーム順位
中日	2	1	4
ヤクルト	4	1	1
巨人	6	4	2
阪神	1	2	2
広島	5	5	3
横浜	3	3	3

2011年シーズンは、中日が球団史上初のセリーグ連覇した年ですが、前年度までのファームでの成績もよかったんですね。ただし中日の場合は、高齢化が進んだチームでしたので、中堅のファームの帝王的な選手が多かったって事もあります。

2011年以降のシーズン迄みてみましたが、前年度だけではなかなか判断出来ませんが、3年位のファーム順位を見てみると、低迷しているチームや、伸びてきているチームは、うっすらと見えてきますね。

あと全く関係ないですが、過去のファーム成績を見ていて「湘南」というチームを見ました。そういえば、2010年までは、ベイスターズのファームは、「湘南シーレックス」でしたね。既に懐かしい感じです。

2016年のファームの順位を貼っておきますが、これをみると、今年か来年には中日は暗黒時代を抜け出し、そして今年か来年に広島の勢いが止まるような感じですかね？

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