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主に野球(NPB)に関する事を、チームに関係なしにいろいろと書いていきます。

セリーグのホームランバッターがナゴヤドームを本拠地とした場合、どの位、ホームランが減るのか

セリーグのホームランバッターがホームランが出にくいと言われている、ナゴヤドームを本拠地とした場合に、どの位、ホームランが減ってしまうのか、試算してみました。

パークファクターとかありますが、パークファクターを参考にしてしまうと、そもそもホームランを打つ力が少ないチームの成績に引っ張られてしまいますし(ようは中日が打てないって事ですが)、各選手の弾道等による考慮が抜けてしまいますので、今回は、該当選手の本拠地での試合と、ナゴヤドームでの試合をいれかえて計算を行っています。

例えば、東京ドーム60試合で24本ホームランを打ち、ナゴヤドーム10試合で3本だった場合、ナゴヤドームで60試合、東京ドームで10試合を行った場合として計算を行います。

この例の場合、ナゴヤドームでのホームラン数は、試合数が6倍になる為、ナゴヤドームでのホームラン数を6倍とし、東京ドームでの試合数が1/6となる為、東京ドームでのホームラン数を6で割ります。

その結果、元々は、東京ドームとナゴヤドームで合計27ホームランだったものが、ナゴヤドームを本拠地にすると22ホームランになるといった計算を行っています。

-元の成績ナゴドホームの場合
球場 試合数 本塁打数 試合数 本塁打数
東京ドーム 60 24 10 4
ナゴヤドーム 10 3 60 18
合計 - 27 - 22

まず、下記の表が、2016年シーズンのセリーグのホームランランキングです。

2016年シーズン、ホームラン20本以上のランキング

No 選手 チーム 本塁打
1 筒香 嘉智 De 44
2 山田 哲人 38
3 ロペス De 34
4 バレンティン 31
5 鈴木 誠也 29
6 村田 修一 25
7 ギャレット 24
8 坂本 勇人 23
9 ビシエド 22
9 ゴメス 22
11 エルドレッド 21
12 丸 佳浩 20


次に下記が、各選手がナゴヤドームをホーム球場とした場合のホームラン数を計算した表です。

各選手がナゴヤドームをホーム球場とした場合のホームラン数

No 選手 チーム 本塁打 ナゴドホームでの
本塁打数
差分
1 筒香 嘉智 De 44 32 -12
2 山田 哲人 38 31 -7
3 ロペス De 34 33 -1
4 バレンティン 31 22 -9
5 鈴木 誠也 29 30 1
6 村田 修一 25 28 3
7 ギャレット 24 20 -4
8 坂本 勇人 23 14 -9
9 ビシエド 22 22 0
9 ゴメス 22 14 -8
11 エルドレッド 21 15 -6
12 丸 佳浩 20 23 3

*他球場のホームラン数はかわらないものとして計算していきます。
*小数点以下は切り捨てています。



44本打っている横浜DeNA・筒香選手が44本から32本と12本ホームランが減ってしまいますが、ナゴヤドームがホームで30本以上打てれば立派なものです。

そして、一番の驚きはヤクルト・山田哲人選手です。神宮球場だからホームランを量産していると思っていましたが、ナゴドがホームとなってもホームランを30本以上打って、トリプル3を達成できるかもしれないって事になります。

巨人・坂本勇人選手なんかは、東京ドームならではのホームラン(ようはドームランですが)を打つのが上手いって印象ですが、やはり数字的にもナゴヤドームをホームとすると、ホームラン14本と激減してしまいます。

とは言っても、ナゴヤドームホームで、ショートの選手が14本打てるのは素晴らしいです。実際にナゴヤドームをホームとしている中日で言えば、日本人トップのホームラン数を誇る平田良介選手と同数です。


ちなみに、全選手がナゴドホームとした場合のランキングを作ると、横浜DeNA・ロペス選手が33本でトップとなります。

全選手がナゴドホームとした場合のランキング

No 選手 チーム ナゴドホームの
本塁打数
1 ロペス De 33
2 筒香 嘉智 De 32
3 山田 哲人 31
4 鈴木 誠也 30
5 村田 修一 28
6 丸 佳浩 23
7 バレンティン 22
8 ビシエド 22
9 ギャレット 20
10 エルドレッド 15
11 坂本 勇人 14
12 ゴメス 14

中日・平田選手の名前が出ましたが、もしも平田選手がヤクルトに移籍していた場合のホームラン数も、今後のエントリーで計算してみたいと思います。

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