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主に野球(NPB)に関する事を、チームに関係なしにいろいろと書いていきます。

【2017シーズン】セリーグ年間MVP予想

2017年のセリーグは、2016年シーズン同様に広島カープが圧倒的な強さを見せて、優勝しました。

そこで、年間最優秀選手(以下MVP)を予想していきたいと思います。

年間MVPは、基本的には優勝チームから選出されます。下記がこれまでの年間MVPの選手ですが、青字の選手だけが優勝チーム以外から選出されています。

過去のセリーグの表彰選手

表彰選手 所属球団 成績
1950 小鶴誠 松竹ロビンス .355 51本 161点 28盗
1951 川上哲治 読売ジャイアンツ .377 15本 81点 14盗
1952 別所毅彦 読売ジャイアンツ 33勝13敗 防1.94
1953 大友工 読売ジャイアンツ 27勝6敗 防1.86
1954 杉下茂 中日ドラゴンズ 32勝12敗 防1.39
1955 川上哲治 読売ジャイアンツ .338 12本 79点 17盗
1956 別所毅彦 読売ジャイアンツ 27勝15敗 防1.93
1957 与那嶺要 読売ジャイアンツ .343 12本 48点 10盗
1958 藤田元司 読売ジャイアンツ 29勝13敗 防1.53
1959 藤田元司 読売ジャイアンツ 27勝11敗 防1.83
1960 秋山登 大洋ホエールズ 21勝10敗 防1.75
1961 長嶋茂雄 読売ジャイアンツ .353 28本 86点 14盗
1962 村山実 阪神タイガース 25勝14敗 防1.20
1963 長嶋茂雄 読売ジャイアンツ .341 37本 112点 16盗
1964 王貞治 読売ジャイアンツ .320 55本 119点 6盗
1965 王貞治 読売ジャイアンツ .322 42本 104点 2盗
1966 長嶋茂雄 読売ジャイアンツ .344 26本 105点 14盗
1967 王貞治 読売ジャイアンツ .326 47本 108点 3盗
1968 長嶋茂雄 読売ジャイアンツ .318 39本 125点 8盗
1969 王貞治 読売ジャイアンツ .345 44本 103点 5盗
1970 王貞治 読売ジャイアンツ .325 47本 93点 1盗
1971 長嶋茂雄 読売ジャイアンツ .320 34本 86点 4盗
1972 堀内恒夫 読売ジャイアンツ 26勝9敗 防2.91
1973 王貞治 読売ジャイアンツ .355 51本 114点 2盗
1974 王貞治 読売ジャイアンツ .332 49本 107点 1盗
1975 山本浩二 広島東洋カープ .319 30本 84点 24盗
1976 王貞治 読売ジャイアンツ .325 49本 123点 3盗
1977 王貞治 読売ジャイアンツ .324 50本 124点 1盗
1978 若松勉 ヤクルトスワローズ .341 17本 71点 12盗
1979 江夏豊 広島東洋カープ 9勝5敗22S 防2.66
1980 山本浩二 広島東洋カープ .336 44本 112点 14盗
1981 江川卓 読売ジャイアンツ 20勝6敗0S 防2.29
1982 中尾孝義 中日ドラゴンズ .282 18本 47点 7盗
1983 原辰徳 読売ジャイアンツ .302 32本 103点 9盗
1984 衣笠祥雄 広島東洋カープ .329 31本 102点 11盗
1985 ランディ・バース 阪神タイガース .350 54本 134点 1盗
1986 北別府学 広島東洋カープ 18勝4敗0S 防2.43
1987 山倉和博 読売ジャイアンツ .273 22本 66点 3盗
1988 郭源治 中日ドラゴンズ 7勝6敗37S 防1.95
1989 ウォーレン・クロマティ 読売ジャイアンツ .378 15本 72点 7盗
1990 斎藤雅樹 読売ジャイアンツ 20勝5敗0S 防2.17
1991 佐々岡真司 広島東洋カープ 17勝9敗0S 防2.44
1992 ジャック・ハウエル ヤクルトスワローズ .331 38本 87点 3盗
1993 古田敦也 ヤクルトスワローズ .308 17本 75点 11盗
1994 桑田真澄 読売ジャイアンツ 14勝11敗1S 防2.52
1995 トーマス・オマリー ヤクルトスワローズ .302 31本 87点 6盗
1996 松井秀喜 読売ジャイアンツ .314 38本 99点 7盗
1997 古田敦也 ヤクルトスワローズ .322 9本 86点 9盗
1998 佐々木主浩 横浜ベイスターズ 1勝1敗45S 防0.64
1999 野口茂樹 中日ドラゴンズ 19勝7敗0S 防2.65
2000 松井秀喜 読売ジャイアンツ .316 42本 108点 5盗
2001 ロベルト・ペタジーニ ヤクルトスワローズ .322 39本 127点 4盗
2002 松井秀喜 読売ジャイアンツ .334 50本 107点 3盗
2003 井川慶 阪神タイガース 20勝5敗0S 防2.80
2004 川上憲伸 中日ドラゴンズ 17勝7敗0S 防3.32
2005 金本知憲 阪神タイガース .327 40本 125点 3盗
2006 福留孝介 中日ドラゴンズ .351 31本 104点 11盗
2007 小笠原道大 読売ジャイアンツ .313 31本 88点 4盗
2008 アレックス・ラミレス 読売ジャイアンツ .319 45本 125点 1盗
2009 アレックス・ラミレス 読売ジャイアンツ .322 31本 103点 4盗
2010 和田一浩 中日ドラゴンズ .339 37本 93点 5盗
2011 浅尾拓也 中日ドラゴンズ 7勝2敗10S 45H 防0.41
2012 阿部慎之助 読売ジャイアンツ .340 27本 104点 0盗
2013 ウラディミール・バレンティン 東京ヤクルトスワローズ .330 60本 131点 0盗
2014 菅野智之 読売ジャイアンツ 12勝5敗0S 0H 防2.33
2015 山田哲人 東京ヤクルトスワローズ .329 38本 100点 34盗
2016 新井貴浩 広島東洋カープ .300 19本 101点 0盗

Wikipediaより

過去のパリーグの表彰選手

表彰選手 所属球団 成績
1950 別当薫 毎日オリオンズ .335 43本 105点 34盗
1951 山本一人 南海ホークス .311 2本 58点 19盗
1952 柚木進 南海ホークス 19勝7敗 防1.91
1953 岡本伊三美 南海ホークス .318 19本 77点 30盗
1954 大下弘 西鉄ライオンズ .321 22本 88点 11盗
1955 飯田徳治 南海ホークス .310 14本 75点 42盗
1956 中西太 西鉄ライオンズ .325 29本 95点 15盗
1957 稲尾和久 西鉄ライオンズ 35勝6敗 防1.37
1958 稲尾和久 西鉄ライオンズ 33勝10敗 防1.42
1959 杉浦忠 南海ホークス 38勝4敗 防1.40
1960 山内和弘 大毎オリオンズ .313 32本 103点 5盗
1961 野村克也 南海ホークス .296 29本 89点 8盗
1962 張本勲 東映フライヤーズ .333 31本 99点 23盗
1963 野村克也 南海ホークス .291 52本 135点 4盗
1964 ジョー・スタンカ 南海ホークス 26勝7敗 防2.40
1965 野村克也 南海ホークス .320 42本 110点 3盗
1966 野村克也 南海ホークス .312 34本 97点 8盗
1967 足立光宏 阪急ブレーブス 20勝10敗 防1.75
1968 米田哲也 阪急ブレーブス 29勝13敗 防2.79
1969 長池徳二 阪急ブレーブス .316 41本 101点 21盗
1970 木樽正明 ロッテオリオンズ 21勝10敗 防2.53
1971 長池徳二 阪急ブレーブス .317 40本 114点 8盗
1972 福本豊 阪急ブレーブス .301 14本 40点 106盗
1973 野村克也 南海ホークス .309 28本 96点 3盗
1974 金田留広 ロッテオリオンズ 16勝7敗0S 防2.90
1975 加藤秀司 阪急ブレーブス .309 32本 97点 12盗
1976 山田久志 阪急ブレーブス 26勝7敗5S 防2.39
1977 山田久志 阪急ブレーブス 16勝10敗7S 防2.28
1978 山田久志 阪急ブレーブス 18勝4敗4S 防2.66
1979 チャーリー・マニエル 近鉄バファローズ .324 37本 94点 0盗
1980 木田勇 日本ハムファイターズ 22勝8敗4S 防2.28
1981 江夏豊 日本ハムファイターズ 3勝6敗25S 防2.82
1982 落合博満 ロッテオリオンズ .325 32本 99点 8盗
1983 東尾修 西武ライオンズ 18勝9敗2S 防2.92
1984 ブーマー・ウェルズ 阪急ブレーブス .355 37本 130点 2盗
1985 落合博満 ロッテオリオンズ .367 52本 146点 5盗
1986 石毛宏典 西武ライオンズ .329 27本 89点 19盗
1987 東尾修 西武ライオンズ 15勝9敗0S 防2.59
1988 門田博光 南海ホークス .311 44本 125点 2盗
1989 ラルフ・ブライアント 近鉄バファローズ .283 49本 121点 5盗
1990 野茂英雄 近鉄バファローズ 18勝8敗0S 防2.91
1991 郭泰源 西武ライオンズ 15勝6敗1S 防2.59
1992 石井丈裕 西武ライオンズ 15勝3敗3S 防1.94
1993 工藤公康 西武ライオンズ 15勝3敗0S 防2.06
1994 イチロー オリックス・ブルーウェーブ .385 13本 54点 29盗
1995 イチロー オリックス・ブルーウェーブ .342 25本 80点 49盗
1996 イチロー オリックス・ブルーウェーブ .356 16本 84点 35盗
1997 西口文也 西武ライオンズ 15勝5敗1S 防3.12
1998 松井稼頭央 西武ライオンズ .311 9本 58点 43盗
1999 工藤公康 福岡ダイエーホークス 11勝7敗0S 防2.38
2000 松中信彦 福岡ダイエーホークス .312 33本 106点 0盗
2001 タフィ・ローズ 大阪近鉄バファローズ .327 55本 131点 9盗
2002 アレックス・カブレラ 西武ライオンズ .336 55本 115点 4盗
2003 城島健司 福岡ダイエーホークス .330 34本 119点 9盗
2004 松中信彦 福岡ダイエーホークス .358 44本 120点 2盗
2005 杉内俊哉 福岡ソフトバンクホークス 18勝4敗0S 0H 防2.11
2006 小笠原道大 北海道日本ハムファイターズ .313 32本 100点 4盗
2007 ダルビッシュ有 北海道日本ハムファイターズ 15勝5敗0S 0H 防1.82
2008 岩隈久志 東北楽天ゴールデンイーグルス 21勝4敗0S 0H 防1.87
2009 ダルビッシュ有 北海道日本ハムファイターズ 15勝5敗0S 0H 防1.73
2010 和田毅 福岡ソフトバンクホークス 17勝8敗0S 0H 防3.14
2011 内川聖一 福岡ソフトバンクホークス .338 12本 74点 4盗
2012 吉川光夫 北海道日本ハムファイターズ 14勝5敗0S 0H 防1.71
2013 田中将大 東北楽天ゴールデンイーグルス 24勝0敗1S 0H 防1.27
2014 金子千尋 オリックス・バファローズ 16勝5敗0S 0H 防1.98
2015 柳田悠岐 福岡ソフトバンクホークス .363 34本 99点 32盗
2016 大谷翔平 北海道日本ハムファイターズ 10勝4敗0S 1H 防1.86
.322 22本 67点 7盗

Wikipediaより

近年だと、ホームラン60本のバレンティン選手、21勝を上げた岩隈久志投手、16勝で防御率1.98の金子千尋投手が優勝チーム以外から選出されています。

広島の選手以外で候補になりそうなのは、巨人の菅野投手が、ここまで15勝で防御率1.72の為、金子選手に近い、若しくは上回る数字を上げてますので、候補になりそうな感じはありますが、2014年シーズンは、ソフトバンクホークスとオリックスバファローズがゲーム差無しで、ソフトバンクが優勝して、ソフトバンクのチーム内で飛び抜けた選手がいなかった為、金子投手が選ばれた経緯がありますので、菅野投手は無さそうではありますね。

候補選手(数字は、9/18現在)

投手
選手 防御率 試合 ホールド HP セーブ イニング 失点 自責点
野村 祐輔(広) 2.89 24 9 5 0 0 0 149.1 53 48
岡田 明丈(広) 3.63 23 12 5 0 0 0 138.2 61 56
薮田和樹(広) 2.58 37 14 3 3 6 0 122 40 35
中﨑 翔太(広) 1.48 56 4 1 25 29 8 54.2 9 9
ジャクソン(広) 2.14 57 2 2 28 30 1 59 16 14
菅野 智之(巨) 1.72 23 15 5 0 0 0 172.1 36 33
打者
選手 打率 試合 安打 本塁打 打点 盗塁 出塁率 OPS
安部 友裕(広) 0.309 122 127 4 49 17 0.354 0.753
丸 佳浩(広) 0.308 136 163 22 90 13 0.398 0.907
鈴木 誠也(広) 0.300 115 131 26 90 16 0.389 0.936
田中 広輔(広) 0.289 136 156 7 57 32 0.397 0.803
菊池 涼介(広) 0.276 131 150 14 56 7 0.314 0.729
松山 竜平(広) 0.329 114 109 13 72 0 0.377 0.912

有力なところとしては、薮田 和樹投手、丸 佳浩選手、鈴木 誠也選手ですかね?

まず、鈴木選手ですが、怪我なく完走すれば最有力だったと思いますが、怪我で離脱は残念でしたね。ちなみに鈴木選手の穴を埋めた松山選手は素晴らしい成績ですが、規定打席に到達できないので、ちょっとないですね。

次に、丸選手ですが、タイトルとしては、最多安打しか取れないと思いますが、打点もここから上積みで、100打点とかいけば、見栄えもよく、そして守備での貢献度も高いので有力です。
ただし昨年、菊池選手は、打率3割を超えて、そして、昨年の飛び抜けたUZRでもMVPは取れなかったんで、守備はあまりみてくれなさそうではありますが。ちなみに、ワタシ的には、昨年のMVPは菊池選手です。

ちなみに打点王的には、ロペス選手を5点差で追っていますが、残り試合も少なく、ちょっと追いつくのは難しそうですね。

最後に、薮田投手ですが、規定投球回には到達してませんが、シーズン開幕から5月までは中継ぎで活躍していましたので、規定に届かないのはしょうがないところです。
そして、成績として素晴らしいです。仮にあと2勝上げて、最多勝を取れば、薮田投手に確定じゃないですかね?

という事で、薮田投手が最多勝を取れば薮田投手、取れなければ丸選手といったところでしょうか?

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